お墓やお葬式こと

臨終の時

大切な人の臨終の時を迎えた時、どれだけ心構えしていても、その時には悲しみのうちに何も考えられなくなります。

心が空虚になり、思考能力が低下した時に、すぐに執り行わなければならない葬儀の決定を、次々と行っていかなくてはなりません。

そのことは葬儀社側でも分かっていて、細心の注意を払って対応をするよう努めていますが、あまり良心的でない葬儀社だと、その状況を利用しようと考えることは想像に難くないことです。

臨終の時から葬儀後までになすべきことすべてを知っていて、尋ねることになるのは葬儀社の人ですので、親身になって対応してくれる担当者と出会うことができれば心の不安が少しでも解消されるでしょう。

(臨終後には、末期の水や、体を拭いて清めます。詳細は知っていずとも、病院でお亡くなりになった場合は、看護婦さんがご自宅の場合は、葬儀社さんがすべてを対応してくださいます。まずは、気を強く持ってください。)

お焼香の回数は?

お焼香の回数は何回だったかな?確か目の高さまでおしいただくものだったよな……? お焼香の直前に、ふとした疑問を抱くことは多いかもしれません。

仏教では、香は「心身を清める」「心を落ち着ける」「仏様のお食事」(または消臭の意味も)等をあらわし、必ず行われます。

さて問題の作法ですが、仏教の各宗派でお焼香の回数が異なり、確かに作法に違いがあります。葬儀を執り行う喪家の方は、できる限り、自分の宗派の作法を覚えておきたいものです。

ただ、会葬者の方に、自分の宗派の作法を強要する必要はないですし、逆に会葬する場合には、どの宗派のご葬儀でも、自分のやり方や、自分の宗派の作法でお焼香されるなど、あまりとらわれることなく、お気持ちでされるとよいでしょう。

ちなみに、宗派別のお焼香の作法は下記の通りです。


葬儀でのお焼香のタイミングはお寺さんか、葬儀社の担当者が合図してくれますので、心配はいりません。

忌明けの法会(四九日後の法会)

法要の時期として、一般的には初七日、四十九日、百か日、一周忌、三回忌、七回忌、十三回忌と法会をする方が多いようですが、時代の変化もあり、ごく家族だけで行う場合や、法会を行わない場合も増えてきています。

では、いったいどのくらいの法会があるのでしょう。下記の節目があるとされています。

法要の時期

(百か日まで)
初七日(しょなぬか・7日目)
二七日(ふたなのか・14日目)
三七日(みなのか・21日目)
四七日(よなのか・28日目)
五七日(いつなのか・35日目)
六七日(むなのか・42日目)
七七日(しちしちにち・49日目)
百か日(ひゃっかにち・100日目)

(年忌法要)
一周忌
三回忌(満2年)
七回忌(満6年)
一三回忌(満12年)
一七回忌(満16年)
三十三回忌(満32年)
五十回忌(満49年)
百回忌(満99年)

いつまで法会をするの?
三十三回忌や五十回忌をもって「弔い上げ」となります。これは33年または50年をもって死者は個性を失い、祖先になるとされてきたからです。お仏壇から戒名を記した位牌を片づけ、以後は「○○家先祖の霊」の位牌を祀ります。
その他にも、故人が亡くなった日を祥月命日(しょうつきめいにち・命日)として毎年供養します。また、月忌(がっき・月の命日)があります。

昔から、節目節目に多くの法要を行ってきたことからも分かるように、日本人は死者に対する弔いを厚く、そして先祖に対する供養を欠かさず行ってきました。これは、遺された者たちは、先祖を弔い敬うことで、自分が今生きていることに感謝し、そして次の世代に伝えていくという心をはぐくむ場として大切にしてきたのかもしれませんね。

お香典の表書き

香典袋の表書きを悩まれる方が多いかと思います。「御霊前」がどの宗教、宗派でも関係なく使えるという説もありますが、宗教、宗派によってさまざまな理由から違いがあります。

ただ、現実的に、弔問する喪家の宗教、宗派を確認して対応することは無理がありますので、自身の宗教、宗派に合わせて表書きをされるとよろしいかもしれません。

下記に宗教・宗派ごとの上書きをご案内します。

●仏教
多くの仏式 (四十九日までは)「御霊前」
多くの仏式 (四十九日後は)「御仏前」

浄土真宗では御霊前はふさわしくないという考えがあります。亡くなった方は即浄土に往生したのであり「霊」を認めていないので御霊前は用ず、御仏前を用います。

また、曹洞宗などの禅宗では教義に「浄土」がないので、「成仏以前」という考えがないので、御仏前を用います。

「御香料」「御香資」「御香奠」らは中立的な表現で用いられることも多いです。

●キリスト教
「御霊前」「御花料」
(カトリックは「御霊前」を許容しているが、プロテスタントは否定している)

●神道
「御玉串料」「御榊料」

病院からの搬送はどするの?

病院で亡くなった場合、霊安室に一時的に安置されますが、2日も3日も病院の霊安室にご安置することは難しいです。ほかに亡くなられた患者さんがいなければ、1日くらいは安置させてくれる病院もありますが、場合によっては数時間で出なければならないこともあるようです。その際に、自宅にご安置できるスペースがある場合は良いのですが、最近はご自宅に安置できないケースも増えています。


その場合、多くは葬儀社の式場へ安置となります。この際、病院の霊安室などにすでに入っている葬儀社が自社の式場へ搬送し、そのまま葬儀を依頼せざるを得ない状況になることも多々あります。


もしも自宅に安置スペースがない場合は、事前に葬儀社を比較検討し、万が一の際にお願いする葬儀社を決めておくことが大切です。

葬儀社の式場以外に、火葬場が安置所を貸し出しているケースや公営の葬儀場所が安置所も備えているケースがあります。ご自身のお住まいの地域などでそういった施設があるかよく調べられると良いと思います。

会葬者の服装

本来、通夜は平服(普段の服装)で行くものとされていましたが、最近は、告別式(葬儀)に行けない人が、通夜に弔問する場合が増えてきており、喪服で弔問する人がほとんどです。

女性の服装グレー、濃紺、茶など地味な色のスーツやワンピースの方が多く見られます。化粧は控えめに、髪もできるだけシンプルにまとめて、アクセサリー類は、結婚指輪以外は基本的にはつけない方がよいとされています。パールのネックレスかイヤリングのどちらか片方はつけてよいとされています。

男性の服装ブラックスーツの方が多く見られます。ダブルでもシングルでも構いません。職場などから平服で出かける場合も、ネクタイは黒か地味な色のものが好ましく、男性も、結婚指輪の他は、時計など実用的な物以外は、はずした方がよいでしょう。


ご遺体をご安置する場所の確保

お身内の方の万が一の際、まず下記の2つの選択を迫られます。

1)病院から自宅へ搬送しご安置するのか?
2)式場などで預かって頂くのか?
(※マンション住まいや自宅が狭いなどの理由で最近では(2)の需要が多くなってきております。)

葬儀社にご安置場所の手配を依頼する際の注意万が一の際、ご安置場所が決まっていない場合は、葬儀社さんにて安置場所を手配することになります。

中には、近場の式場が空いていても、自社の利益を優先させ自社式場へ搬送する葬儀社などもございます。

また、 搬送だけでも法外な金額を取られるケース などもあるようですので、可能であれば万が一のご安置場所とお迎えにきてもらう葬儀社は事前に決めておきたいものです。

お墓を探す際に地域から霊園を検索することができて便利。 葬儀に不安がある場合にはきちんと事前に調べることが必須です。例えば大阪ならば葬式大阪などで検索し葬儀費用について調べたり葬儀屋さんの事例を見るなどネット上で出来ることがたくさんあります。葬儀後のことについても相続法事法要についても事前に調べておくと安心です。 お墓については納骨堂永代供養永代供養墓最近では樹木葬なども人気がありおでかけついでにお墓参りなどされるかたも増えています。

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